お宮参りの写真を見ると、祝い着をかけて帽子とスタイを着けている写真が多くあります。
ご家庭で祝い着を購入される場合や譲り受けたときに、帽子とスタイは付いていない場合もあるのではないでしょうか?そこで帽子とスタイは必ず必要なのか・・・をご紹介します。
お宮参りに帽子やスタイは絶対に必要?
なくてもマナー違反ではないので大丈夫です。・・でもあった方がベスト。
その時にしか使わないものだから・・・しかも結構高いとなると絶対に必要なのかな、買った方がいいかなと迷いますよね。写真映えする小物ということ以外にいろんな理由があるので用意するか迷っている方は参考にしてみてください。
なぜ帽子が必要なの?
体温調節や防寒のため
お宮参りは生後間もない赤ちゃんにとっては長時間の外出になります。
産まれて間もない赤ちゃんは、まだ肌が弱くデリケートなため、屋外の紫外線や外気が刺激となってしまうこともあります。お宮参りの帽子をかぶることで強い紫外線や冷たい冷気から肌を守ってくれる役割があります。
赤ちゃんの頭を守るため
産まれたばかりの赤ちゃんの頭はまだ柔らかいため帽子をかぶって保護すると安心です。
大人の頭とは違い、赤ちゃんの頭には『大泉門(だいせんもん)』と呼ばれるまだ骨がふさがっていない部分がありとてもデリケートです。成長とともにふさがっていき2歳頃までには閉じることが多いですが強い刺激や衝撃が加わらないよう気を付けましょう。
帽子も正装の一部だから
お宮参りではベビードレスや祝い着の他、帽子も正装の一部とされています。
和装の場合は、大黒帽子と呼ばれる帽子。洋装の場合はフリルがついた帽子をかぶることで正装が完成となります。正装にこだわらなければ、帽子をかぶらなくてもマナー違反というわけではありません。
なぜスタイが必要なの?
赤ちゃんの肌を守るため
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなため、長い時間よだれが顎についたまま過ごしているとかぶれてしまいます。赤ちゃんのよだれをすぐスタイが吸収しすぐに拭いてあげることで痒みやかぶれを防ぐことができます。
祝い着によだれがつくのを防ぐ役割
祝い着の上からスタイをつけることで祝い着をよだれやミルクで汚さないようにする役割があります。
祝い着は高価なものが多く、気軽に洗えないのでできるだけ汚れないようにしておくことが大切です。
ハレノヒにぴったりで写真写りUP
お宮参りの時は写真を撮るご家族がほとんどかと思います。スタジオで撮影・カメラマンの同行撮影・自分たちで撮る、どのパターンでもスタイがあるとお宮参りらしい特別感が出ます。祝い着のしたから肌着が見えていたり赤ちゃんの手が祝い着から出ていたり・・・それはそれですごく可愛いのですが、かっちりした1枚を撮るにはスタイがあったほうがおすすめです。
白いスタイは赤ちゃんの肌もキレイに見せてくれます。
実際に帽子とスタイを用意していたけどすぐにずれてしまったり、写真を撮るとき赤ちゃんの顔が隠れてしまうなど結局ほとんど使わなかったということもよくあります。
実用性という面では頻繁に使うものではないので必ず用意しなければいけないわけではありませんが、あると晴れ着姿がワンランクアップする小物です。
スタジオ撮影の場合は、帽子、スタイはレンタルでお使いいただけますのでお声がけくださいね。