『寝る子は育つ』という言葉もあるくらい、産まれたばかりの赤ちゃんは1日のうち多くの時間を寝て過ごします。
特に新生児の頃はずーっと寝ているけど大丈夫かな?起こさなくても良いの?など気になることも多い時期です。赤ちゃんにとって睡眠は成長に欠かせない大切なもの。このページでは赤ちゃんの『睡眠』についてまとめています。
目次・赤ちゃんの睡眠時間はどれくらい?
・赤ちゃんの睡眠サイクルは大人と違う
・赤ちゃんが授乳時間になっても起きない…どうすれば良い?
・ぐっすり寝ている赤ちゃんどうやって起こす?
赤ちゃんの睡眠時間はどれくらい?
赤ちゃんは月齢によって睡眠時間も変わっていきます。
特に産まれてから数ヶ月は寝る時間も長く、昼夜問わず寝たり起きたりを繰り返し、特別な睡眠サイクルを持っています。
月齢ごとの赤ちゃんの平均睡眠時間
あくまで平均的な時間の目安であり、赤ちゃんによって個人差があり日によって違います。
ほとんどの時間を眠って過ごしていた新生児期から成長とともに起きている時間が長くなります。
だんだんとお昼寝の回数が減ったり短くなり、
夜まとめて眠ってくれるようになり睡眠のサイクルが整ってきます。
赤ちゃんの睡眠サイクルってどうなってるの?
産まれてすぐの赤ちゃんはまだ昼と夜の区別がつかず、寝たり起きたりを繰り返します。
眠りと目覚めの周期は短くて不規則。
赤ちゃんの睡眠中のサイクルは、レム睡眠とよばれる浅い眠りが半分以上を占めていて、
レム睡眠の時間、赤ちゃんは少しの刺激でも目を覚ましてしまいます。
1度にまとめて長い時間眠ることはまだできないので
『3〜4時間くらい眠る→45分くらい起きている』
というようなサイクルで過ごします。
赤ちゃんと大人 睡眠サイクルの違い
年齢 | 睡眠サイクル | 周期 |
大人 | ノンレム睡眠から入る | 約90分 |
新生児 | レム睡眠から入る | 約40〜50分 |
生後3ヶ月 | レム睡眠から入る | 約50〜60分 |
夜になったらぐっすりと寝てくれるわけでもないので、生後しばらくはママパパにとっても睡眠時間が十分に取れず大変な時期でもあります。
生後3〜4ヶ月頃になると昼と夜の区別がつき始め夜に眠ってくれることが多くなってきます。
月齢が進むにつれて1日のリズムができてくるので、ママやパパは心配しないでくださいね。
授乳時間になっても赤ちゃんが起きないけどそのままでいいの?
新生児の赤ちゃん、ずっと寝ていて授乳時間になっても全然起きそうにない。このまま寝かせておいても良いものか心配になりますよね。
授乳感覚が開きすぎるようなら眠っていても起こしてあげるほうが良いようです。
目安としては5時間以上眠り続けている場合。
おしっこの回数や量が少なかったり唇がカサついていたりと脱水の兆候がある時は早めに起こして授乳してあげましょう。
ぐっすり眠っている赤ちゃん、どうやって起こせば良いの?
・抱き上げて優しく声をかけてあげる
・足の裏を優しくくすぐってみる
・オムツを変える
・窓を開けて音が聞こえるようにする
強く揺さぶったり、大きな声で起こさず、スキンシップや明るい部屋へ連れていくなど優しく起こしてあげてください。
新生児の期間は大人と全く違う睡眠サイクルに戸惑ってしまったり、寝なくても寝過ぎていても心配になってしまうと思います。
個人差も大きく、よく眠る子起きやすい子、昼夜の区別がつく時期も赤ちゃんによって違いますが赤ちゃんの眠りってこんな感じなんだ!と参考にしてみてください。