オフショットってどんな写真?
撮影されることを意識して身構えていない、自然体の写真
どの撮影にも必ず『オフ』な瞬間はあらわれるのですが、
撮れちゃった偶然の瞬間というよりオフの瞬間をオフショットとして残すことを意識しています。
言っている事がよくわからなくなってしまいましたが、お渡しするデータの他にオフショットがあることでこの時こんな感じだったなーと、その日の空気感をもっと鮮明に思い出せる気がしているからです。
アルバムの最後のページに撮影の裏側として
オフショットを組み込んだりすることでその日の写真にストーリーを感じられたりすると思います。
七五三のご祈祷の時、途中で草履脱いだなーとか、このお菓子持っていったな〜とか、この時このおもちゃ気に入ってたとか。
ニューボーンフォトのこの写真こんな感じで撮ったなーとか。
編集で丁寧に仕上げた1枚にもやっぱり撮影段階で作っていく過程があって、そこをお客さまと共有したいというのもあります。
そんな些細な多分忘れてしまいそうな思い出を形にできていたら、今の他愛もない出来事がずっと先まで残る宝物のような瞬間になるのかなと考えています。
お客さまのデータを編集中にこの写真好きだなーと私が思うのは大体カッチリした写真の後に出るいつもの表情、撮影が終わって和んだ時にとれる写真だったりします。
カッチリしたカメラ目線の写真は、鏡に映った時の表情。それに対して家族に目線が送られているときこそその家族らしい雰囲気が出る気がしています。
なんだかんだ書きましたが要はオフショットが好きということです:)